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VBAのメリット・デメリット

AI【Claude3.5】でVBAツール作成

ICTシステムが使えなくなった体験から

筆者が以前、勤めていた園では、某大手企業が提供するICTシステムを使っていました。ところがある日、落雷の影響によってインターネットが繋がらなくなり、一時そのICTシステムは全く使えず、業務は完全に止まってしまい、大変な状況になりました。また、他園で勤めた際は、そもそもインターネットが繋がりづらい環境で、特定の場所でしかPC業務が進まない…という、ICTシステムの内容以前の問題も体験しました。

これらの体験から、”普段は、企業が提供するICTシステムを使い、非常時やインターネットが不安定なところでは、ローカル環境(インターネットが繋がっていなくても動作するもの)で使えるものも用意しておく”という考え方をするようになりました。

VBAのメリット・デメリット

【メリット】

・ローカル環境で、非常時やインターネットが繋がりにくい場所でも、動作するところ。
・無料で、自由に、園独自のものを、作れるところ。
・多くの園で利用されている、Microsoft Office製品との高い互換性があるところ。

【デメリット

・PC本体に情報が集約されているため、物理的なセキュリティリスクがあること。
・VBA自体、他のプログラミング言語よりも処理が遅いこと。
・Microsoft office製品以外のサービスと連携できず、デザイン性が乏しいこと。

まとめ

企業が提供するICTシステムは、とても便利で、デザインも良く、保守・その他のサービスも行き渡っていて、一度導入したら、システムがなかった頃には戻れないぐらいのものです。だからこそ、まさかのためのリスクヘッジとして、ローカル環境で動く園独自のツールも持っておき、”両方のいいとこどり”が、一番理想的かなと個人的には思います。メリット・デメリットを踏まえて、うまく使っていきたいですね。