【基礎編②】まずは身近なところから~AIを使ってPC操作を聞いてみよう~

基礎編

「AIって便利そうだけど、実際にどうやって使うの?」そう思われた方もいるかもしれません。実は、AIは私たちが普段使っている、パソコンやスマートフォン内でも使うことができます。
(※当ブログサイトでは、保育業務効率化を目的としたAIを紹介しているので、パソコンを前提に解説しています。ただ、今はどのAIからもアプリが出ているので、スマートフォンで使ってみたい方は、アプリをダウンロードして使ってみてください)

「パソコンのこの操作どうやるの?」AIに質問して解決!

例えば、こんな経験はありませんか?

  • 「Wordで表を作りたいけど、どうやるんだっけ?」
  • 「Excelのセル内で改行するには、どうしたらいいのかな?」
  • 「この前撮った写真を、もう少し明るくしたいんだけど…」

そんな時、AIチャットボット(AIと会話できるサービス)に質問してみてください。まるで詳しい同僚に聞くように、手順を教えてくれたり、ヒントをくれたりします。

AIへの質問例

  • 「Excelで、A列に入っている数字の合計を出す方法を教えてください」
  • 「パワーポイントで、アニメーションを設定する方法を、初心者にも分かりやすく教えて」
  • 「Windowsのパソコンで、画面のスクリーンショットを撮るショートカットキーは何ですか?」

AIは、一つ一つ丁寧に答えてくれます。もし、一度で分からなくても、「もう少し詳しく教えて」「IT初心者の人にも分かるように説明して」などと、追加でお願いすることで、更に分かりやすく丁寧に解説してくれますよ。

おすすめ無料AIツールと質問のコツ

AIと会話できる無料のツールはたくさんあります。ここでは、保育士の皆さんがパソコン操作の質問をするのにおすすめのツールと、AIに上手に質問するコツをご紹介します。

おすすめ無料AIツール例

  • Microsoft Copilot (マイクロソフト コパイロット): Microsoftが提供するAIで、WindowsやOffice製品との連携もスムーズです。

他にも有名な「Chat GPT」や「Gemini」や「Claude」などがありますが、それらよりも更に簡単で、身近で、すぐに使えるものを厳選しました。まずは一度、【Copilot】に気軽に話しかけてみるところから始めてみてください。

AIへの質問のコツ

  1. 具体的に聞く: 漠然とした質問よりも、「何を使って」「何をしたいのか」「どんなことで困っているのか」を具体的に伝えましょう。
    • (before)「パソコンの調子がおかしい」
    • (after)「Windows11のパソコンで、Wordを開こうとするとエラーメッセージが出て開けません。どうすればいいですか?」
  2. 分かりやすい言葉で聞く: 専門用語を避け、普段使っている言葉で質問しましょう。
  3. 一つずつ聞く: 一度にたくさんのことを聞くのではなく、質問は一つに絞ると、AIも的確に答えやすくなります。
  4. 期待する答えの形式を伝える: 例えば、「手順を番号で教えて」「箇条書きでまとめて」のように伝えると、より分かりやすい形で回答を得られることがあります。

具体例を紹介(Microsoft Copilot編)

Microsoft Copilotに聞く方法

  1. このアイコン(Microsoft Ege)を左クリックして開いてください。
    (※既にPCに内蔵されいる場合は、そこから入って使用してください)
    (※インターネット上で【Copilot】で検索して入り、利用する方法でも大丈夫です)
  1. 画面右上にカラフルなマークがあるので、そこにカーソルを合わせてください。
  1. 【Copilot】という生成AIの画面が表示されるので、下の入力欄に入力してください。

「PC操作初心者にも分かるように、丁寧に教えてください」という主旨の文言を追加すると、文字通り丁寧に教えてくれるので、おすすめです。
(※ここが単なる検索とは違う点でもあり、生成AIの強みでもあります)

このように、AIを使うことで、苦手だったことも”なんとかなるかも”という感覚を、もっていただけたなら幸いです。まずは、自分にとって解決したい問題にAIを使ってみる…という入口から、触れてみてください。何度かやりとりをしていくうちに、AIを使った調べ方に慣れ、自身のPCスキルアップにもなり、”一石二鳥”のメリットを受けるかもしれません。”実践あるのみ‼”は、保育と同じですね。